漫画感想／五等分の花嫁 4巻（春場ねぎ）

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週刊少年マガジンで好評連載中の家庭教師ラブコメ『五等分の花嫁』4巻が発売されました。4巻には24話から32話が収録されています。表紙はトレードマークはヘッドホン、口数は少ないが秘めた想いは強い三玖。

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４巻は林間学校編、スキー場が舞台です。肝試し、キャンプファイヤー、スキー、とドキドキイベントが目白押し。５人のヒロインたちもフータローに急接近！？５人ともお互いを気にしつつも、自らの思いを強く持っています。見た目だけじゃなく、性格や考え方に個性があり、一人ひとりが魅力的なヒロインです。林間学校を楽しみにしていたフータローのために奔走する５人。キャンプファイヤーでのダンスを約束している一花、秘めた想いをずっと持ち続けている三玖、特にこの二人が大活躍します。

「センサーに異常なし」自らの心を抑える一花のセンサーが鳴り響くシーン、一花の表情は最高でした。「公平にいこうぜ」フータローの言葉に後押しされ、一花に宣戦布告する三玖のカッコよさも最高です。４巻は本当に撮れ高がありすぎる！肝試しの二乃もかわいいし、どのエピソードを切り取ってもラブコメ力が高い！

４巻ラストの第32話「結びの伝説2000日目」の演出には驚かされました。最初「あれ？『五等分の花嫁』って４巻で完結だっけ？」って思いながら読みました。最後に時間軸がぐっと引き戻されるのはニクイ演出です。本作が最後に迎えるだろう光景を先に見せることで、これからの期待が高まります。ヒロインたちの気持ちのつながりが感じられていい演出です。はたして、この2000日後は、現実のものとなるのでしょうか。そして花嫁の正体は。