漫画感想／五等分の花嫁 3巻（春場ねぎ）

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週間少年マガジンで大好評連載中の五つ子家庭教師ラブコメ『五等分の花嫁』3巻が発売されました。

中間試験赤点＝家庭教師クビ、というハードルを出されたフータロー。落第寸前の五つ子たちのやる気をどうにか上げようと奮闘するのだが、、、。意外とサービスシーンに頼らない構成でしっかりラブコメしています。超個性的な5人が、フータローと信頼関係を構築していく様が少しずつ描かれています。表情の描き分けがしっかりしていて、表情豊かな二乃、四葉、五月は見ていて楽しいですし、比較的クールな一花と三玖も表情の微妙な変化があり、見ていてドキドキします。

個人的に気になるのは、一花と三玖。フータローに対する好感度が高い2人ですが、お姉さんということで自分の気持ちを抑えている節がある一花、「相手を独り占めしたい」という気持ちに気づいてしまう三玖。この2人が林間学校でどういう行動にでるのか、今後の楽しみです。また、同じく好意がありそうな四葉にも注目です。第21話「おまじない」で彼女の真意のようなものが垣間見えました。あの発言は本物なのか、いつもの冗談なのか。ラブコメにおいてこういう天然キャラは負けヒロイン（not本命）なのが定説ですが、本気を出したときにすごい破壊力を生み出すので侮れません。

五つ子ならではの、入れ替わりネタ。コメディ的にコスプレとして使われるのは照れてる五月がかわいいのですが、シリアスシーンでトリックとして使われそうでドキドキしますね。間違えたら最後みたいなところがあるのが怖い。