漫画感想/恋に恋するユカリちゃん 3巻(寿々ゆうま・山本崇一朗)





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恋する視点からみた西片と高木さん

 

『高木さん』スピンオフ『恋に恋するユカリちゃん』の3巻が発売されました。本編11編に加えて山本崇一朗先生によるおまけと、山本崇一朗先生の故郷 小豆島に行ってきましたレポ漫画が収録されています。表紙は本家『高木さん』3巻表紙の派生。

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今日も今日とて恋に恋するユカリちゃん。西片と高木さんを見かけては脳内で美化して騒いでいます。それを知ってか知らずかマイペースなミナとサナエに振り回されます。妄想暴走とユカリミナサナエの友情がほのぼのしていてほんわかします。プール見学、保健室など本編であったシチュエーションを、ユカリ視点で再び見れるのは面白いところ。もしかしてあらゆるからかいの場面に、常にユカリちゃんはいたのでは!?と勘繰りたくなる遭遇率ですね。校長先生や田辺先生を交えた話も、ユカリフィルターがかかっていると乙女チックに見えて面白いです。

また巻末の山本先生担当編集と行く小豆島レポが面白いです。まさかに人に出会って山本先生幼少期のエピソードや、舞台になっている小豆島のことがいろいろ知れるのはうれしいですね。『高木さん』の田舎感や、女性キャラの不思議な感じは、こういうところからきているのかと。

 

 



チラシ裏のコーナー
山本崇一朗先生によるおまけ、たった4Pなんだけどさすがの貫禄すぎる。ショートエピソードの鬼か。




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