漫画感想／ダンベル何キロ持てる? 7巻（サンドロビッチ・ヤバ子、MAAM）

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７月からアニメ化！今ノリにノッてる筋肉漫画『ダンベル何キロ持てる？』新刊7巻が発売されました。57話「ハンマーカール」から64話「ブルガリアンスクワット」が収録されています。表紙は原点に戻ってひびき&朱美コンビ。

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個人的に好きなのは58話「フロアプレス」。この作品らしい無理のない自然な流れで筋トレが紹介されます。しっかりした前フリとオチも味付けが濃くて好き。まとまりのいい1話だった、、、と思ったらそのまま新キャラ引きずって59話「素振り」に繋がってるのがまたイイ。1話だけの捨てギャグキャラだと思ったらしゃぶりつくすまで捨てないんですね。60話にも引き続き登場していい雰囲気の2人を邪魔していたりしつこい笑

毎話必ずある筋トレもこれだけ続いてネタ切れしないのはスゴイ。どれも真似したくなりますが、特に63話「腹筋サーキット」には惹かれますねー。“最速で腹筋を割る方法”ってワードが強い。痩せ型の人なら2週間、デブでも1か月くらいで、、というのはめちゃくちゃ惹かれます。ただし死ぬほどキツそうなのが問題。どこかのタイミングで気合い入れてチャンレジしてみようかな。筋トレだけなら無理出来るけど食事制限がキツそう。

ひびきが恋愛や進路について考えたりするのが今後どう物語に影響するのか楽しみですね。一瞬ラブコメっぽくなるのもシリアスな成長物語になるのも結局ギャグに戻ってくるのが本作のノリです。少しセクシーな絵があってもあくまで笑いの一環というのがブレなくていい。たまに真面目な雰囲気になっても64話「ブルガリアンスクワット」みたいなバカな話に回帰するのが楽しいんですよね。ずっとバカやってる彼女たちを見ていたいなぁと思える1冊です。