運動会、文化祭、父と息子、父と母過去編、おまつりの金魚など、甘酸っぱいエピソードが盛りだくさん。テンポの良いコメディと不意打ちのようにくるラブのバランスが絶妙。笑顔になる一冊。
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「江藻山さんはエモいのがお好き」はテンポよくエモいエピソードを紹介する最強のコンテンツでした。新しい漫才のパターンを発見したような、こういう新しいシステムが出てくるとワクワクしますね。ラブコメの本筋に係わるとところでないですが、この遊びが古見さんの面白いところです。
ラストの文化祭は、まさかまさかと思うあんな展開が。現在ダブルヒロイン制なため、片方が持ち上げられるエピソードがあるともう一方のヒロインがかわいそうになってしまいますが、これは必要な展開。次にどうつながるのか楽しみではあります。