漫画感想/龍と苺 8巻(柳本光晴)





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第70話「威圧」にて、山野辺竜王が、将棋の強さを「目に見えてわかるようになる」「若いヤツは気やオーラという言い方をする」と言いました。武道家の帯の締め方などもっともらしいたとえを出していますが、これが漫画っぽくてよいです。直前69話では、苺が古閑のオーラの強大さを感じとって、強さを再認識するシーンで終わっており、苺が山野辺竜王が言うところの「ある程度以上のレベル」に達したことが示されています。このオーラ、実は8巻冒頭の68話から登場しており、対局中優勢だったり、気合が入った一打を打つシーンではオーラが大きく表現されています。高知戦では、お互い一進一退の攻防が続きます。それを解説者や将棋ソフトの評価値で表現していましたが、オーラでも表現されていたことが、読者はあとでわかるわけです。7巻以前にもオーラ描写あったのか気になりますね。

71話では、塚原の編入試験が始まったことがわかったり、圭太のモテモテっぷりが見れたりします。圭太が「この世のすべてを手に入れたやつ」呼ばわりされていて、今後の同年代奨励会生とのやり取りも楽しみです。登場人物の増えるスピードが早いので、もうあんまり出てこない可能性も高いですが。

 





2 comments to “漫画感想/龍と苺 8巻(柳本光晴)”
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