漫画感想/らーめん再遊記 5巻(久部緑郎・河合単・石神秀幸)





ミドルエイジの再興を描く『らーめん再遊記』5巻が発売されました。第36杯から第44杯まで収録。表紙は見目麗しい塩ラーメン。

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ひょんなことから、過去に因縁がある男の店のテコ入れを手伝うことになった芹沢。背脂チャッチャ系のブームが過ぎ去った現在、繁盛しやすい家系、二郎系への転換は無理、と八方ふさがりの中、芹沢が出した妙案は、、、!?

芹沢が提案した案は意外。様々なラーメンが登場してきた本作だからこそ出てきた道なのかなと。単純にメニューとしてのラーメンではなく、ラーメン店やラーメン文化を含んだテーマの本作だから、奇を衒った感じではなく、意外と”アリ”みたいな印象を受けます。ただもっと板倉とバチバチする展開を見たかったなーという気もします。いままで勝負する展開が続いたのでその方向を期待しちゃいましたが、歳を経て、昔のことは水に流すこともあるのかなと思いました。板倉が芹沢の案を受けた時、やる気を出したのを見てわずかに嬉しそうな顔をする一コマが非常に印象に残りました。かつて戦った敵も、今となっては同じ時代を生きる仲間だと思っているのかもしれません。

芹沢が追い求めてるラーメンの”形式”の話もさらに深まりました。家系や二郎系という形式の強さや、二郎系は背脂系の分類という類推など、興味深い話がありました。有栖さんの講義うけたい。

話は、塩の老舗「塩匠堂」編へ。脂っこい麺が続きましたので、奥深いあっさりした塩ラーメン。塩ラーメンの”形式”の話も語られるかもしれませんね。芹沢の弟子のようなポジションになったグルタくん。今回は彼にとって試練になるのかもしれません。

 

 







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