映画感想/ガールズ&パンツァー最終章 第4話 





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ガルパン4話もいいぞ!

2023年10月、ついに『ガールズ&パンツァー最終章』第4話が公開されました。前回の3話が2021年3月なので約2年半ぶりの新作上映です。さすがにちょっと内容を忘れてしまったので、1話~3話を復習して、新作に臨みました。川崎チネチッタの【LIVE ZOUNDセンシャラウンド7.1ch チネチッタMix】で、音響もバッチリ。初日金曜の8:45回なのに、結構混んでるのがおじさんのガルパン熱を感じさせました。(おじさんしか見なかった)

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以下、ネタバレありの雑感です。ぜひ、一度劇場で楽しんでからご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

——-ここからネタバレありますよ——–

 

 

 

 

●上映時間54分だけど、50分くらい戦闘シーンのイメージ。例えではなく実際に“ジェットコースターのような”展開の連続で楽しくて見ていて体感一瞬という感じ。めちゃくちゃ楽しかった。これだけ設定や内容を知られていて、続編として見に来てる人相手だと、こんな振り切った内容にもできるんだなぁ。自分はそのターゲットど真ん中なので、非常に楽しめました。

一方、視点移動が激しいシーンがあり、そういうの苦手な人はちょっと酔うかも。自分はすごい3D酔いに弱いタイプなんですが、薬飲んでいてなんとか耐えた感じ。(映画見る時は毎回慣れない眼鏡をするので、眼鏡披露を緩和するために頭痛薬飲んでる)

 

●引き継がれる隊長、かっこいいな。指揮権移動は結構序盤だったけどそこでもう、ちょっと泣いた。桃さん分かっててやってるまであるか。あんこうチームが落ちたことにより、みな自分たちでいろいろ考え行動することが増えたような。勝ち続けることが約束された主人公チームだからこそ、成長をしっかり見せてくれたし、これが次の試合に生かされるんだと思うと、早くも次が見たくなります。

他チームも世代交代してる黒森峰や、まだ隊長はいるものの次代の隊長を育成中のグロリアーナと、未来を感じる。この作品、本当に「最終章」なの!?まだまだ続いてもいいのに!!

 

●継続学園は遠距離スナイパー”白い魔女”ヨウコが大活躍。彼女をどう止めるかがポイントになりました。後半は、隊長のミカが活躍しました。ラストの展開も、ミカの格を落とさず負けさせるような感じで、好きだなぁ。

 

●雪崩おこすのありなら、そもそも地下トンネルの出口を破壊して生き埋めにしちゃえば、、、とか言うのは野暮か。スキー場のような傾斜をくだる戦車の激走は最高でした。くだるというより駆け落ちるような”鵯越の逆落とし”を彷彿とさせる角度でしたが、戦車に通れぬ道はない!を体感させられる映像でした。

 

●準決勝の逆サイドは、グロリアーナvs黒森峰。紅茶対ビール。前述のとおり、次世代マッチで拮抗していましたが、まさかの真打登場で状況は打開されます。みんな成長したなぁ。大洗戦はどんな感じになるのかめちゃくちゃ楽しみです。

継続戦がすごすぎて、正直この時点で若干疲れて集中力落ちてました。おっさんは集中力の体力みたいなのが衰えてる。パワー鍛えないと。もちろんこっちもしっかり見直すために絶対2周目行きます。

 

戦車による戦闘シーンに振り切った4話でしたが、戦闘中の会話や判断からキャラクターの生き生きとした魅力を感じるので、物語の不足を感じることはありません。息をつかせぬ攻防と、落ち着いて作戦を練りつつ移動や展開というパートが混ざる戦車道だからこそ表現しうる映像なのかもしれません。戦車間でのやりとりで個性がめっちゃ出るので、あの作戦たててる会話だけでも無限に聞けるんだよな、、。あと、自分は戦車詳しくないのでリアルとファンタジーの配分はよくわかりませんが、そこをうまくやってるんだろうなぁというのはすごく感じます。

また次が2年か3年後だとしても期待感をもって待てる作品です。5話も無事に見れるようにパワー鍛えて、元気なガルパンおじさんでいよう。

 

 

完全余談のコーナー

川崎チネチッタから近い銀柳街にある「いまがわ食堂」さん。珍しく生さばが食べられる、鯖好きにはたまらないお店です。朝からやってるので映画前の朝食にも、夜に映画後の一杯にも使える素敵なお店。写真は朝のごまさば丼定食です。

最高。

 

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