漫画感想/お前は俺を殺す気か 5巻(シギサワカヤ)

修羅場は続くよ、どこまでも

 

 

美人双子姉妹と仕事の3点板挟み、バイオレンスラブコメディ『お前は俺を殺す気か』完結5巻が発売されました。5巻には、15話から最終話、そして番外編の「End of silence」が収録されています。

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重要キャラ登場の15話、再開の16話、そして決戦の17話。ラストに向けて怒涛の展開です。ただ、物語が終息に向かっているという感じは全くなく、3人の人物が、己の望む道に進んでいく、ただただその美しい導の軌跡を眺めるような、不思議な感覚に襲われました。フィクションの終わりって物語としての類型を意識してしまうことが多いのですが、本作はそういう感じがしませんでした。ちょっと、いやかなりいびつなボーイミーツガールだったのかもしれませんが、3つの強い意志がそれを感じさせませんでした。食欲と性欲と暴力に旺盛な美人姉妹。儚げで危なげでありながら、二人の放つ強い光に、見蕩れてしまった芝。これからも、未来も全く分からないが、この今を全力で強く生きようとする感情。各々の希望を胸に抱いて、重なりあう今を愛おしく思う気持ち。シギサワ先生に珍しくストレートにポジティブなラストになっているような気がします。

 

 

 

チラシ裏のコーナー
あとがきで本作構想の経緯が書かれています。こんな単純なお題から、発送膨らませてこういう話が出来上がるんだから本当にすごいと思いますよ。シギサワ先生の次回作も期待してます。次もシギサワ先生の描く女に胃をキリキリいわされたい。

 

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