漫画感想/Change! 6巻(曽田正人・冨山玖呂)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

まだまだ終わらせたくない
彼女たちのChange!の行方

熱き漫画家曽田正人が贈るフリースタイルラップ漫画『Change!』最終6巻です。高校生ラップ選手権予選の結果はいかに、そして彼女たちの未来は、、。

 ●関連記事

あー終わってしまったー。まじかよー。という雑魚セリフしか出てこないけど、終わってしまったのが本当に残念だし、悔しい。もっといろんな人に届くべき作品だったよなーと。曽田先生が漫画上手いからこそ、しっかり終わっているように見えるし、打ち切りという事情しらなければ6巻ですっきり読める良い作品ともいえなくないけど、それでもやっぱもっとしおりんたちの活躍を見ていたかった。今回出てきた新キャラも平安から続く行事も、すべてこの後のために用意されていたんだろうなぁと思うとやるせない。≪流れの座≫でしおりんとミキティがラップするの見たかったんですけど。無限ループになるので、この話はここまで。

MCしおりんvsトインビー。この世界にハマったルーツ、自分の生きざますべてを言の葉に乗せて刻む栞。熱い!ただの上げ足取りではない、熱のこもった”言い返し”。その熱が伝播し、そこのいる者たちを熱狂の渦に巻き込んでゆく。上品な和歌とアンダーグラウンドなラップ。一見相反するふたつですが、その実、その心は非常に近いものでした。勇気をもって新世界に飛び込み、”まだみぬかたの花”を求め変身した少女たち。フリースタイルラップと和歌の融合、曽田先生の新しいチャレンジ意欲作でした。

 

 

チラシ裏のコーナー
曽田先生お疲れ様でした。今から思うと、電子書籍版に別のタイトルつけたりしてたのは、このマンガをもっと多くの人に届けようとする行為だったのだと。まさかこんな熱くて面白い作品が、商業的に奮ってないとは想像できなかったので、「そんなラノベみたいなタイトルつけて若い人に媚びなくてもww」くらいに思っていました。ほんと想像力が足りない。自省。こういうことが減るように、おもしろいマンガを世に広める、ほんの少しだけでもお手伝いがしたくブログ続けようと思いました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です