漫画感想/龍と苺 10巻(柳本光晴)





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『龍と苺』10巻です。第88話「計り知れん」から第97話「おとぎ話」まで収録。

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竜王戦決勝トーナメント3回戦宮下九段戦。格上相手に奇跡的に勝ち進んできた苺が、攻めの鬼相手に繰り出した”鬼手”に驚かされました。将棋知らないので、リアリティがどこまであるのかわかりませんが、あの展開にはみな度肝を抜かれたでしょう。対局の裏で事後処理に頭を痛める守屋会長好き。宮下九段の無言で畳を殴るリアクションも、キャラを体現していていいですね。

海江田と古閑の解説が、次局の伏線になっていて非常に楽しみです。常に準備を怠らず、パソコンの知識も勉強して棋譜ソフトをいじっていたり、苺がやってる練習法を取り入れてチャレンジしてみたりと、ただのおっさんじゃないのがわかってくると好感度あがります。むかつくおっさんから、好敵手へ。さすがに海江田相手に勝てるとは思えませんが、苺ならやってくれるかもしれない、、という淡い期待が、読者が読み進める手を止めてくれません。

 





One comment to “漫画感想/龍と苺 10巻(柳本光晴)”
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