漫画感想/ドメスティックな彼女 16巻(流石景)





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二人は知ってしまった。陽菜が、夏生を想い続けていたことを。もし、陽菜と別れていなかったら。行き場のない仮定は、瑠衣の悩みの種となっていき…。再び生まれた三角関係、トラブルだらけの大学生活。夏生の未来は、いまだ波乱の渦の中──。

 

週刊少年マガジンで好評連載中の『ドメスティックな彼女』16巻が発売されました。16巻は第145話「紙一重の関係」から第154話「捨てられない思い出」そしておまけの「KOIBANA」を収録しています。

今回の恋模様の中心はルイとヒナ姉ですね。この2人とナツオ、家族で恋人、元恋人という難しい関係を続ける中で芽生えた感情。気持ちと現実をどう整理して、告げるのか。シリアスで難しい場面ですが、3人の表情から真剣な想いが伝わります。ヒナ姉の「私、聞かない権利ってあるかな、、、。」の表情がたまらなく好きですね。

ナツオの学生生活の波乱万丈も描かれています。151話は、ナツオが男らしさを見せるよいエピソードでした。人を動かしたかったらまず自分から。見習いたいですね。主人公の行動から周りの協力を経て物事が解決する、こういう展開はジーンときます。そして、152話「君の童貞をたべたい」シリアス展開が続く中、いい箸休めとなる1話でした。いい意味でくっだらないサービス回ですが、単行本でこういう話あるとうれしかったりします。華先輩(の妄想)がエロくて好きです。