漫画感想/EAT-MAN THE MAIN DISH 4巻(吉富昭仁)

ボルト2年半ぶりの帰還!

ハードボイルドSFのレジェンド最新刊

 

かつてガオで連載されていた『EAT-MAN』、その続編『EAT-MAN THE MAIN DISH』2年半ぶりの新刊が発売されました。ACT-16「かつての男」からACT-20「異界の友人」までが収録されています。”異界”トーキョーにつながるゲート、大統領暗殺を狙う内通者、トーキョーで少年ボルトを世話する少女シーナ。様々な謎が交錯する中、ボルトの真意とは。

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いやあ、この展開、この間、この廃墟!全部が全部EAT-MANだ!と思える一冊です。冒頭からボルトは大量のミサイルを出して大暴れ。見慣れた砂漠にそびえたつ巨大な兵器の塊。この見開きの光景を見ると、「EAT-MANだなぁ!!」とテンションあがります。何かを隠した新キャラの登場、そしてトーキョーへ。

旧シリーズで宇宙の成り立ちに迫りましたが、THE MAIN DISHでは異世界にまで進出しています。トーキョーにあるメメント、そしてボルトの真意、まだまだ謎が多い世界です。吉富先生もあとがきで「ようやくボルト・クランクが何を語ろうとしているのか私にも見えてきた気分です。」と書かれています。作者本人ですら、見通せない男ボルト・クランクの物語はまだまだ続きそうです。旧世界とのつながりも示唆されていますし、この物語がどこまで広がるのか全然予想が付きません。旧シリーズの人気キャラの登場も待たれています。ボルトがトーキョーで出会う少女の正体に、狂喜したファンも多いでしょう。

4巻では伏線回収は少なかったので、展開的な爽快感が欠ける感じが少しあります。しかし少しづつでも確実に物語を描いている感じがたまりません。最近は、アプリやweb掲載の少ページで急展開の作品が多いです。このページ多めでどっしり物語を描く月刊誌スタイル、時をさかのぼればガオの時代から続く吉富先生のこの構成はあまり見られないものになりました。唯一無二たるハードボイルSF、ボルト・クランクの軌跡から、まだまだ目が離せません。

 

 

チラシ裏のコーナー

EAT-MAN新刊すごい嬉しい。旧キャラ登場もちょくちょくありそうで、、異世界ありなら時間移動もあり?と思えば、まだまだファンを喜ばせてくれる仕掛けありそうですね。

 

 

 

 

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