漫画感想/チェンソーマン 4巻(藤本タツキ)





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新たな復讐者を生み出し
新たな悪魔登場する4巻

週刊少年ジャンプ本誌に血飛沫をまき散らすダークヒーロー暴力譚『チェンソーマン』4巻が発売されました。第26話「銃は強し」から第34話「全員集合」が収録されています。表紙は血飛沫を浴びたアキ。

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まさかの特異4課壊滅から始まる4巻。読者はわけのわからないジェットコースターに縛り付けられた。逃げるすべはない、このチェンソーマンの物語から。

サムライソードがチェンソーマンの上半身を運ぶとき、頭部チェンソーのちょうど取っ手になってるところを持ってるの地味にキますね。デザイン通りの使い方、っていうかなんで取っ手生えてるんだチェンソーマン。いらねえだろこの取っ手。

少年漫画といえば、強くなるには修行と相場が決まっている。師匠に教えを請い強くなったら最後は師匠超えの試験。これが王道少年漫画のパターン。しかしこのジェットコースターは邪道でね、まどろっこしいことは嫌いなんだ。会った瞬間から殺し合い、師匠を殺せば合格だ。なあにデンジとパワーは死なないからね、チャンスはいくらでもあるさ。

同僚を殺され復讐の炎に身を焦がす早川アキ。彼のもとに届いた手紙。復讐のために差し出す未来。最悪の死に方を予言された男。少年漫画じゃ、最高のフラグなんだぜ。どうやって超えるこの期待。

ラストの全員集合。特異4課に編入された特異1課2課3課。全員集合、作戦はなし、全員敵地にぶち込むのみ。サメ、暴力、蜘蛛、天使そして未来。イカれたやつらの集合だ。最初から最後まで一部の隙もなく血みどろ、アホばかり、イカれた人外ばかり。チェンソーが切り裂く血飛沫舞う物語。

 

 





3 comments to “漫画感想/チェンソーマン 4巻(藤本タツキ)”
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