漫画感想/チェンソーマン 3巻(藤本タツキ)

 

ジャンプに血飛沫飛ばすダークヒーロー『チェンソーマン』3巻が発売されました。第17話「デンジを殺せ」から第25話「ゴースト・ヘビ・チェンソー」が収録されています。

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謎のホテルに閉じ込められ「デンジを殺せば助けてやる」と契約を持ち掛ける悪魔の囁きに、分裂する特異4課。極限状態での行動指針を表現するのは、最高の自己紹介です。個性的なメンバーが、この状況で何を考えて行動しているのかが露呈します。自分の命を大事にする者、自らの計画のために動く者、メシしか考えてない者。中でも姫野とアキは、彼らの人となりを知るによいエピソードでした。

チェンソーマンのバトルシーンは、3巻最高の見どころのひとつです。藤本タツキ先生らしいネームが光ります。”永久機関が完成しちまったなアア~~”のシーンは最高にイカれています。ネジがぶっ飛んだ男を説明するのに、ほんとにネジがぶっ飛んでるな!と読者にダイレクトに感じさせる表現をぶつけられる表現者はなかなかいません。頭が良いキャラを描くには作者も頭が良い必要があるとはよく言いますが、藤本先生もまたネジがぶっ飛んだ人間なのでしょうか。

第二の見どころは、飲み会&姫野とのその後、いわいるサービスシーンです。チェンソーマンんでは、デンジの行動理由がメシと(少年的な)性欲という少年誌としては扱いやすいところにあります。今回も姫野のチューがご褒美として作戦に参加したわけですが、その結果が描かれています。非常に少年誌らしい、そして面白い話に仕上がっていて、唸りました。正直、絵的に女性キャラがあまり魅力的だとは思えなかったのですが、こういう話あると姫野のことぐっと好きになっちゃいますね。「初めてはマキマさんって決めたんだ」の後の、姫野の表情、すごく魅力的じゃないですか?

とキャラの魅力を深めておいてからの後半の展開です。彼らがどうなったかは4巻のお楽しみ。単行本派には辛い待ち時間になりますが、楽しみに4巻を待ちたいと思います。

 

 

 

チラシ裏のコーナー
巻末の「パワーの事を知ろう!」すげぇ笑った。
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