漫画感想/少女ファイト13巻(日本橋ヨヲコ・木内亨)

少女ファイト(13) (イブニングコミックス) ポストカードブック付き 少女ファイト(13)特装版 (プレミアムKC イブニング)

熱い少年漫画はジャンプからしか出ないのか!?
いや違う、真に熱い漫画は日本橋から生まれる!!

イブニング連載中の女性キャラ中心の熱いスポ根『少女ファイト』の最新13巻が発売されました。

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 ■13巻の主な内容
・山吹矢高校との試合後半
・墨日野高校との出会い

試合前半春高編が始まってから試合描写が多く、物語全体を覆う熱量のすさまじさに圧倒されますが今回で特筆すべきは山吹矢戦です。元からバレーをしていたわけでない高校生がバレーを続ける理由、それに感化される周りの人間、など様々なキャラクターの思惑が絡み合い、複雑な人間ドラマを生みだします。通常の作劇方法として、今いるキャラクターにとある出来事が発生したら、どう考えどう動くかを想定しおもしろい、ドラマになるところを切り取って膨らませていくものです。しかし、少女ファイトは切り取る必要もなく、どのキャラクターにフォーカスしても非常に濃いドラマが生み出されるように作られています。ひとつひとつのエピソードに絡まないキャラがいません。今回の山吹矢もこの展開用のゲストではなく、おそらく今後もちょくちょく登場するのではなかろうかと思います。また、今回は筆者の前作『G戦場ヘブンズドア』から引き続き登場している町蔵、鉄夫、ルミのエピソードも収録されています。自分の作品を愛するがゆえにバレーを始めた山吹矢、町蔵に見てほしいがためにバレーを続けているルミ、そんな人々を見て、町蔵と鉄夫はどう感じたのか。G戦場ファン必読の展開です。

少女ファイト10周年ということで特設ページも作られているので
こちらも合わせてごらんください。
■少女ファイト13巻特設ページ【http://www.yowoko.com/gfvol13/】

少女ファイト最終章春高編がまだまだ序盤。熱い少女たちのやりとりにこれからもワクワクが止まらない一冊です。

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