漫画感想/少女ファイト 12巻(日本橋ヨヲコ・木内亨)

少女たちが織り成す新しい形のスポ根がここに

 

イブニングに好評連載内『少女ファイト』の最新刊が発売されました。

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少年誌漫画におけるスポーツ漫画っていうのはそのスポーツそのものは表面的なものであり『勝ち負け』や『その理由』を楽しむものが多いです。やっぱり男の子は修行や必殺技が好きなんです。その対極にあるのが、この少女ファイト。バレーボールは人間性のスポーツである、と
いう面をクローズアップしています。日本橋先生は、学生時代にバレーを経験しているそうでその経験をもとに、ネタ出ししているのだろうと思われます。主人公の属する黒曜谷バレー部以外にも多くの学校が登場し、そのバレー部の面々、非常に多くの人物が登場しますが、ほぼ全員に、明確にバレーをする理由があり『盲目的にそのスポーツをするキャラクター』という人物はほとんどいません。

12巻では、全日本合宿後から春高開幕までが描かれています。墨日野・琥珀・山吹矢など、春高出場校がそろい踏み、どの高校も、性格・実力ともに一筋縄ではいかない部員ばかりです。各人物が己の信念のもとに能動的に行動しますが、実はそれらを操っているのは雨宮摩耶(青磁学園)でした。自分とバレーの本当に意味を理解し、メンタル的な問題も一時的に克服したように見える練。今は春高に集中させてあげたい、と練に大事なことを伝えられないシゲル。2人を見守るマナブとミチル達。まだまだドラマ山盛りの状態で次巻へ続きます。はやく続きが読みたいです!!

12巻で純粋によかったなぁというのは、犬神&千石の部長カップルに進展があったこと。周りに場を作ってもらって、素直になった犬神のあの行動。決して多くないページ数でしたが、とても良いエピソードでした。伊丹&三國、にも進展?があり、非常にシリアスな群像劇の中にも
気楽に楽しめる展開がありうれしかったです^^ついに春高の幕が上がりました。これから練たちはどんな困難に立ち向かうのか。続きが待ち遠しい作品です。

 

 

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