漫画感想/金魚妻 2巻(黒澤R)





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様々な人妻の浮気を描くオムニバス『金魚妻』2巻です。

 

■頭痛妻

少しあっけらかんとして楽しいノリだと思ったら、オチが本作には珍しいタイプだったのでちょっとびっくり。普段とちょっと違うものを入れられるのもオムニバスのいいところですね。

 

■芳香妻

彼は嘘の付ける、仕事のできる男だから、という打算が彼女側にもあり、それでも受け入れてしまう。モノローグで出てくる「相変わらず幸せに見える日々」ってワードが印象的で、人妻ものの空気感を表す良い言葉です。若い男性の情熱に押し切られてしまうのは、人妻ものあるある。結末まで含めて、人妻もののお手本みたいな話です。ストレートに好き。

 

■園芸妻

花純さんのルックスが非常に好み。園芸が好きな真面目な兄嫁から溢れるエロス。兄に騙されたとはいえもう快感に抗う事はできない身体になってしまっている女性のエロス。話の展開もスッキリするところと、家族のつながりを感じる展開で非常に好み。

 

■金魚妻2

金魚妻の続編。オムニバス作品の中に続き物が一本あると世界観が繋がっていくのでいい。夫婦の関係性に金魚の飼育を重ねて見せるのはとてもロマンチックで、幸福な未来を感じられる結末に、読み味が綺麗です。

 

■弁当妻その後

寝取られ話。朔子さんの作画が綺麗で気合入ってるなー。黒沢先生の描く黒髪女性好きかもしれん。ベタ艶が非常に色っぽい。

 

 





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