コウたちに忍び寄る夜の闇
『よふかしのうた』5巻です。第40夜から49夜まで収録。表紙は蘿蔔ハツカ。
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「吸血鬼を何も知らない」吸血鬼を”知る”探偵鶯アンコからそう告げられた夜守コウ。自分は吸血鬼を何を知り、なりたかったのか。なってどうしたいのか。一度迷い込んだ思考の迷宮は、コウを追い込んでゆく、、。
吸血鬼の存在がますます広がり、親友たちにも知られていきます。秘密だった夜の世界が明るくなってゆく。最初のどきどきは慣れて、薄まってゆく。一方知らない闇に飲み込まれそうになってゆくコウたち。いままでのコメディ感も好きでしたが、少しずつシリアスな要素が増してきました。コウを助けてくれる吸血鬼ハツカやマヒルに近づく謎の吸血鬼キクは魅力的ではあるものの、吸血鬼特有の怖さが同居しています。
逆にナズナのメインヒロインっぷりが目立ちます。なにかに気づき、意識し始めた46夜・47夜の表情は何度も見たくなるものでした。”人一倍興味がある”と指摘されるも、まだよくわからない感情。よくわからないもの同士が、これから成長してゆく姿は、サンデーっぽくてたまりませんな!!仲良くヤろうや!
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