漫画感想/中間管理録トネガワ 9巻(福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広)

 

スピンオフブームの火付け役『中間管理録トネガワ』の最新9巻です。第61話から68話まで収録、特別編「権田」も載っています。最後には、意外なお知らせが?

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第62話「吹者」新入社員蟹江に先輩風を吹かす海老谷。何度も失敗している空気の読めない海老谷だけに、さてどうなるかと思いきや、意外と蟹江とうまくいきます。新入社員時は構ってくれる先輩ありがたいですもんね。蟹江がコンペ用の企画を見てもらい、海老谷のダメ出しによって自信をなくしつつも、良い結果になるのは笑ってしまいます。的を外れているアドバイスばかりですが、一周してうまくハマっているので、海老谷先輩のおかげとも言えなくもない。しかしオチの絵が寂しいですね。あの行きつけの店でボトルまであるのに、寂しい一人飲みの海老谷。本人に悪気がないだけに笑えない気持ちも出てきちゃいますね。

第63話はサラリーマンあるあるですが、これは実行できる会社員は少ないでしょう。大きくオトすこともできたでしょうに、さらりと余韻を残すオトし方になっていますね。面白い話というよりは、トネガワの不思議な日常みたいに消化させるのはうまい。いろんな雰囲気のエピソードを盛り込むトネガワだからこその1話です。

逆にTV番組をモチーフとしてギャグに寄せた話もあります。66話「断金」は1か月1万円生活をもリーフとした、会長の1日100万円生活、68話「奇襲」は「水曜のダウンタウン」でしょうか。ひたすらトネガワがドッキリを仕掛けられ、真面目に受けてしまう天丼がたまりません。

 

 

 

 

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