漫画感想/中間管理録トネガワ 10巻(福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広)





 

『中間管理録トネガワ』最終10巻が発売されました。第69話「思出」から最終話「途中」までが主六されています。表紙は満面の笑みのトネガワ先生ッ、、、、。

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カイジの名悪役トネガワを主役に置いたスピンオフ作品、ついに完結ッ!サラリーマンあるあるネタに、カイジや福本作品の味付けが漫画ファンを喚起の渦に巻き込んだ作品でした。連載開始時に衝撃はすごかったですね。カイジ本編に雰囲気がフィードバックされた感じもあり、様々な影響を起こしました。『1日外出録ハンチョウ』という兄弟作を生み、スピンオフブームの大きな流れを作りました。

トネガワとチーム利根川の黒服たちをメインに続いたサラリーマン奇譚もここに完結です。最終巻では、会長の影武者まさやんとの別れ、30代半ばで進退を悩む山崎などが描かれます。一見普通のエピソードの第74話「手相」でもトネガワの今後を予見するオチに、カイジの読者はドキッとさせられます。最終話「途中」はほんと大好きなんですよ。ギャグエピソードではなく、人生訓話がこういうふうに混ざってくるのが初期カイジっぽくて大好きなんです。いままで途中途中でそういう「カイジっぽい話をしますよ」というギャグにしてきた部分もありますが、ここ最後でシリアスにしっとりと持ってきたのは秀逸。圧倒的秀逸なネームと、本物と見紛う作画で、長い間楽しませてくれた名スピンオフ『トネガワ』でした。

チラシ裏のコーナー
連載お疲れ様でした。スピンオフブームの走りとなった作品で、漫画業界に大きな影響を与えました。今後は『ハンチョウ』の方を楽しませてもらいます。

 





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