漫画感想/2.5次元の誘惑 2巻(橋本悠)





カメラマンとして?男性として?
コスプレとラブコメの間で揺れる乙女心

コスプレイヤー×カメラマン、コスプレラブコメ『2.5次元の誘惑』2巻が発売されました。8話から16話+番外編「コスプレイヤー百物語」を収録。表紙は素&コスプレ姿の美花莉。あばらのラインがリアルでセクシー。

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エッチなコスプレがテーマですが、なぜか少年漫画っぽく感じられるのが本作の面白ポイントです。作品やコスプレを通して、リリサと美花莉、奥村が仲を深めていくところ、エッチなお約束も純粋な”好き”を通過しているところ、最初は嫌な奴だったカメラマンが親切にしてくれるところ、などなど少年が好きな展開が詰まっています。

自分の気持ちに無自覚?なリリサを自覚させたり、服をコーディネイトして貸してくれる美花莉、性格がいい。『ぼくたちは勉強ができない』のうるかちゃんもそうですが、幼馴染ヒロインって最近は遅れて登場させることが多いですね。幼馴染は、第一のヒロインにしないのが主流なのかな。昔から奥村のことが好きで、奥村の好きな作品を見たり、いじらしい部分もある。単なる第二ヒロインとして消化されないでほしいなぁ。

コスイベ編も激熱。なんとか苦労してROMを作成、しかし宣伝はゼロの白ROM、周りはすごいレイヤーさんばかりで落ち込むリリサ。しかしそこからの大逆転!自分のレイヤーさんを立てるためちょっと嫌なやつだったカメラマンさんも、いざとなれば手伝ってくれました。ほかにもコスイベ初心者に協力的なレイヤーさん、などみんながリリサに協力してくれて、最後の撮影だけでも成功するというのは、胸が熱くなる展開です。3巻収録予定のジャンプ+掲載分を読むと、このカメラマンさんがいろいろ教えてくれて、これからも奥村たちの助けになってくれます。自分たちの身内と分かれば、よくしてくれるのはオタクっぽくてなんかわかります。

部室でコスプレ撮影やコスイベデートを経てお互い自分の好意に気づいてないとか初々しすぎる。こんな学生生活したかった!絶対楽しい!と、『げんしけん』を初めて読んだときと似たような気持ちを感じました。レイヤーとカメラマンの距離感問題とか、付き合ったら付き合ったで他の人を撮影する?撮影される?問題とか、そういう面倒臭い現実問題とは別で、夢見させ続けて欲しいなぁ。

番外編の「コスプレイヤー百物語」は、本編にかかわらないものの、レイヤーあるあるとして笑わせてもらいました。衣装をいっぱい所持しているからの悩み、怖い話ってありますよね。更衣室で助けてくれたモブレイヤーさんたち、名前とか設定とかあるのかな。親しみわいてしまったのでもっと掘り下げて知りたい。

チラシ裏のコーナー
「18歳以下なのでエロい写真を頒布しない」というのがまあ正論なんですが肩透かしでちょっとびっくりしたりも。今は単純所持もアウトなので、奥村くんは大人になるまでに廃棄したほうがよい?




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