漫画感想／2.5次元の誘惑 16巻（橋本悠）

【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています　　

ジャンプ＋が誇る熱きコスプレコメディ『2.5次元の誘惑』最新16巻が発売されました。第121話「魔界」から第128話「アニメ化ですっ！」と番外編を収録。

コスプレをする理由というのは人によって千差万別です。それに合ってるも間違っているもなく、（人に迷惑を掛けない限り）すべてが肯定されるべきです。本作でも、様々な人生を背負ったキャラが、様々な理由でコスプレをします。共通するのは、みな楽しいからやっているということです。”楽しい”に至る過程は違えども、楽しいを求めて好きなキャラの衣装を作りメイクをし狂気のような時間とお金を費やしてコスプレします。全てのコスプレを愛するプロコスプレイヤー753とキャラを追悼するために衣装を着る夜姫。理由だけがない翼貴と対照的で、先を征く先輩たちのかっこいい姿は、本当に格好良すぎました。

スプラトゥーンらしきゲームする話好き。テスト期間にゲームばかりしているリリサを見て、ゲームに興味を持った翼貴に対して、「お嬢様がゲームをするのはもう、それはもうちょっと著作権法違反だから」とツッコむのは『ゲーミングお嬢様』意識してて好き。そのあと、翼貴が「お排泄物（クソ）」と言いそうになるシーンも込みで好き。翼貴が、奥村に対して抱いてる「好き」はどんな感情なのか、これから楽しみですし、怖くもあります。

漫研みんなで外に遊びに行く話。ミニチュア家具のガチャガチャを見て翼貴が放った「可愛いけど絶対いらないですわ！」が端的に表していて好き。

「コスプレイヤー天乃リリサは　先輩と2人で１人なんです」は、四天王最後の一人と符号が合う話です。

128話「アニメ化ですっ！？」は、伝説のカラオケ回に次ぐ大好きな回です。本作『2.5次元の誘惑』のアニメ化が発表されたことに合わせて、リリサたちがアニメ化あるあるで遊ぶ回です。制作会社、謎の光、テーマ曲、声優など、、、。最後のオチまでおふざけたっぷりの回です。オタクはみんな好きなはずだから、この回だけでも読んでほしい。