漫画感想/2.5次元の誘惑 10巻(橋本悠)





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ジャンプ+の熱きコスプレ漫画『2.5次元の誘惑』10巻が発売されました。73話「コスプレカフェですっ!?」から80話「全部の私」と番外編が収録されています。表紙はマリ姉。コスプレ衣装かわいすぎない?漫画・アニメのイラストじゃなくて、衣装や体つきがコスプレイヤーになっているのがすごい。2次元の服装している3次元を絵(2次元)にしてるの、複雑だけど地味に秀逸で素晴らしい。

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“コスプレ”とはなんなのか。期待された服を着る。自分が本当に可愛いと思う衣装を着る。それは、本当の自分の表現なのか。

コスプレ文化が認知され、様々な作品の”ギミック”として使われるようになりました。女の子がかわいい・セクシーな衣装を着るので使いやすい設定ではありましたが、その本質まで問う使われ方をしている作品はあまりありません。本作では、コスプレは自己実現・自己表現ではないかという点を掘り下げ、少年漫画らしい王道な魅力的な展開で物語を構成しています。コスプレ業界で強キャラとされている四天王も、三者三様で同じ方向を向いておらず、コスプレをする理由や高見は人によって違うことを示しています。今回は、親や周りに期待されるように自分を偽ってきたまり姉が、高校生活最後の文化祭でコスプレをするエピソードです。いままでの自分と自室でオタクしている自分を比較して、どの自分が本当の自分なのか、自問自答し表現します。

熱くてシリアスな展開をつなぐ細かいオタクネタが大好きです。今回好きなのは”架空のアニメモノマネ”というオタクにしか楽しめない謎の遊び。アニメあるあるの共有というオタク同士の毛づくろいとして最高の行為。キャラが増えノリに安定感が増してきましたが、今回生徒会チームが加わったことでまた違うリアクションが味わえてうれしいです。濃いオタクもそうじゃないオタクも、みんな仲良く同じ空気を楽しめる空間は、真のオタクの理想郷です。セクシーな要素も、主人公奥村より、リリサやまり姉が好物なので自然にギャグタッチで発生していていやみがありません。女性キャラのスタイルがリアルよりなのが、エッチで好き。腰回りの肉付きがエロい。

チラシ裏のコーナー
メタネタが好き。ときどきコメディタッチになるののぴが、ゆるキャラという認識。あれ実際の認知できる変化だったのか笑。あとコスプレの著作権というタイムリーなネタ。




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