漫画感想/かくしごと 11巻(久米田康治)





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4月からアニメが始まる『かくしごと』最新11巻です。

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10巻発売時にアニメ化と同時に次々巻で完結が発表された『かくしごと』。この11巻と次の12巻で完結です。本編とは別の時間軸で語られていた、謎の巻頭&巻末のカラーページも佳境に。いままで毎回きれいな最終回を描いてきた久米田先生。どんな結末を迎えるのか、本編との関係性など、凝った構成にした理由も気になります。

母親がいない姫に「母の日」を振られて困る可久士。可久士の漫画には母親キャラが出てこないの、地味につらいですね。可久士の周りの女性キャラが勘違いして押しかけるのは微笑ましいけど、この作品で母親ネタはどうにも笑っていいのかどうか微妙な感じがします。

そして後半からはアニメ化ネタ。アニメ企画は来ても実際アニメ化されない、アニメ化するのはこういう漫画だ、下ネタはアニメ化しない、など前半のしんみりした感じを晴らすかのような話題。コラムでは”こんなクソ原作でも神谷浩史のファンなら無条件に観てくれます”とまで自虐しています。たしかにこの『かくしごと』下ネタはないですが、アニメ化するには難しい作風です。ただ逆にどんな構成にして、見させる映像になるのか楽しいでもあります。ギャグ中心ですが、漫画家をテーマにした作品はどんなオタクにも受け入れられやすしですから、これを機にヒットしてもおかしくないと思っています。親子ものの側面もあり、どんなアニメになるかは、本当に楽しみです。

 





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