漫画感想/彼女、お借りします 20巻(宮島礼吏)





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『彼女、お借りします』20巻が発売されました。表紙は、笑顔の麻美。カバー中は、妄想レンタル「プール監視員編」です。

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上映会も終え、日常に戻る和也と千鶴。映画制作で長い時間を共に、和也の気持ちは爆発寸前だった。

和也と千鶴が自分の気持ちに向き合う描写が多く、きゅんきゅんの連鎖が止まらない20巻。LINEでお誘いが来ただけでドキドキして、どう返事すればいいのか悩む和也。初めて見る表情にドキドキし、相手の気持ちを妄想してドキドキする。レンタル彼女という枠を超えてくれた時間に感謝する和也。恋してるなぁ。一方千鶴も、いろいろ思うところがあるようで、踏み込んできます。和也の気持ちに気づき、自分を励ましてくれたこと。それは”仮初めの理想像”かもしれないが、もし違ったなら、、と。緊張の見開きシーンから始まり、3回繰り返したその問いに、和也はどう応えるのか。お約束的な展開ですが、ラブコメ読者としてはずっと求めていたものです。

千鶴と和也のやり取りがメインですが、仮彼女のるかちゃんも負けてはいません。メイド姿や浴衣姿と、かわいい姿で和也を惑わします。しぐさもかわいく、なんで「るかちゃんと付き合わないんだ~」と声が出そうになりました。和也はるかちゃんがこっちを向いてくれるほどに、ちゃんと向き合わないと、、、と思ってしまいます。るかちゃんががんばればがんばるほど、千鶴への思いが強固になっているのが悲しすぎる。ラブコメのIFルートが描かれることが増えましたが、本作でも他ヒロインのルートを見たい気持ちがどんどん膨らんできます。

 

チラシ裏のコーナー
きゃっつ 好き。




2 comments to “漫画感想/彼女、お借りします 20巻(宮島礼吏)”
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