漫画感想/【推しの子】12巻(赤坂アカ・横槍メンゴ)





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アニメも大好評の『【推しの子】』12巻が発売されました。百十一話から百二十話まで収録。映画「15年の嘘」編が本格的に始まります。様々な想いを乗せて映画が動く、、、。

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映画作りが始まる。配給決め、スポンサー集めをして企画を通す大人たち。そして作品の肝となるキャスティング、特に主役の星野アイ役は最重要事項だ。星野アイ役第一候補不知火フリル、第二候補黒川あかね、そしてルビー。当事者3人だけのオーディションが始まる。

アクアの真意がこういう形でルビーに伝わるんだ。この情報が伝わらないと主役にならないか。演技も露出も他2人の方が強いから、そこでルビーが主役になるのは強い理由が必要になる。強い理由と意志が生まれて、演技修行もここで済ませちゃうのは展開がスムーズだなぁ。映画作りやキャスティングの話、芸能界あるあるもうまく挟んでいて、復讐の話なのに重くなりすぎないのが読みやすさを演出してる。あかねも本来重いのに、周りの事(今回はルビー)はちゃんと考えられてるから、どっぷりハマらないでいられる。

有馬かなもチョロいヒロインとしてコメディやってくれてて見ていて楽しい。相手のアクアが自覚してそっちにもっていってるのがタチが悪いのも新しくて良い。アクアのこと想っているから明確に対立するあかねと対照的なヒロインとしてこれからもコメディしてほしい。

 

演技とはまず自分を知ること。自分を見つめなおす過程で、いままで目をそらしてきた事実と客観的に向き合わねばなりません。ルビーはここで一皮むけるのか、それとも崩れ落ちるのか、、、。

 







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