ラノベ感想/俺を好きなのはお前だけかよ 7巻(駱駝・ブリキ)

 

まだまだ成長しつづけるラブコメの最前線
油断できないラブと伏線のミルフィーユ

 

 

ラブコメの最前線を走り続けるラノベ『俺を好きなのはお前だけかよ』の最新7巻が発売されました。

 ●関連記事

 

 

ついに始まった2学期編。6巻のヒキを受けて、高まる期待!
体育祭、文化祭、修学旅行、、。

と、具体的に展開を全部しゃべってしまいたくなりますが、ここは我慢。本作は、予想できないどんでん返しに伏線回収、逆に伏線がないところからの飛び道具、全力のお約束に、お約束破りと、なんでもありのラブコメバーリトゥードです。「本当に面白い作品はネタバレしても面白い!」が持論なのですが、本作はネタバレ絶対駄目!ネタバレや変に予想たてて読まないで、ただただこの勢いに身を任せて読んでほしいです。なので、正直これ以上なにも書きたくないです。はい終わり!!

 

 

 

 

 

 

というわけにもいかないので軽く。

1巻から天丼が好きな作者さんだなと思ってましたが、ここまで深い天丼出してくるとは思いませんでした。小さい天丼で大きな天丼隠してくるからズルい。漫才で同じボケを繰り返すことを天丼といいますが、物語の世界で主人公が壁に繰り返し立ち向かう展開は成長のチャンスなんですね。また、5巻までに少し不遇のフェードアウトしたキャラがこんな形で活躍するとは思いも寄らず。いや冷静に考えれば、予想の範疇だったのでしょうがついつい勢いに押されて頭を使う前に展開が先を行くような感じで予想させてくれない。読みやすくて軽快な文章が伏線や大事な情報を隠していることを知っていてもサクサク軽く読んでしまう。また、脇役でも悪役でもライバルでも、二面性を持った人間として描かれているのは、本作の深いテーマなんだなというのを再認識しました。

ヒロインだけでもいっぱい居るのに、男キャラもどんどん増えてきた本作。毎巻ゲストヒロインみたいな感じで、使い捨てていくのかと思いましたが、そんなことはなくほぼすべてのキャラが物語にしっかり絡んで活躍します。もちろん7巻でもさらに新キャラはどんどん追加されますし活躍します。あそこに出てきてたあのキャラがヒロインに!?みたいな細かい伏線もあるので小憎たらしい。うまくてズルい。駱駝先生の「キャラ多い方が楽しいでしょ?」みたいなサービス精神が垣間見える気がします。追加したらしただけちゃんと活躍させるし、続刊でフォローするのも含めてほんと関心します。サービス精神だけじゃなくて、キャラに対して誠実な気がします。あえて言えば、7巻ではあのメイン級のヒロインの出番が少ないのが残念。これだけヒロインいれば仕方ない、いやむしろよく配分できたと思いますが。

キャラクター萌え的なことを言うと、もうサザンカがストレートに可愛いかったです。周りに恋路を応援されている女の子って本人の性格の良さとか人間関係みたいなのが出てきてなんか良い。いままでツンデレキャラってそんなに好きになれなかったのですが、ここまでツンデレ推しで来ると、王道にして覇道って感じがして、従ってしまいますね(武力に
あと、出番少な目ですがコスモス先輩。最後にアレは卑怯です。

 

また、最後に良いヒキを残しつつ終わります。早く8巻読ませて!!

 

 

 

 

チラシ裏のコーナー
後半のどんでん返しで「主人公こいつかよ!!」と絶叫しました。こういう展開好きすぎる。あと、チェリーが物語の中心に居ながらある意味置いてきぼりを食らったので、それは次巻以降フォローされるのかな。今回の5巻までのフォローっぷりを考えると、絶対このまま終わりはしそうにないし。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です