ラノベ感想/俺を好きなのはお前だけかよ 10巻(駱駝・ブリキ)

 

繚乱祭中止を食い止めろ!
学校生活の光と闇が描かれる厳しい10巻

 

 

アニメ化も発表された話題のラブコメ『俺を好きなのはお前だけかよ』10巻が発売されました。

十月の繚乱祭に向けて、各自クラスや部活の出し物の準備や生徒会の仕事で忙しく過ごす面々。そんな中、繚乱祭開催が危ぶまれる事件が勃発する。ジョーロは事件の手掛かりを追っていくうちに知りたくない事実に遭遇してしまう。

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※※注意:どうしても本編内容に触れる文章になります※※
できれば本編を読んでからお読みください
『俺好き』はネタバレしてから読むもんじゃない!

 

今回は、事件解決に向けて調査する探偵ものっぽいシチュエーションです。繚乱祭を中止に追い込んだとある事件、その首謀者を探していきます。ジョーロと羽立桧菜(あすなろ)はこういう役目だと良いコンビなのを再確認できますね。あすなろは初登場巻以降あまり目立たないポジションだったので、ちょっと新鮮です。ジョーロが自分だけ気が付いていると思っていることにあすなろも気が付いていたり、意外と成長が見られるのは嬉しかったですね。それだけにラストの展開には涙せずにはいられませんが。

パンジーは普段の強い態度や毒舌があまり見られず、ファンは残念かもしれません。しかし、事件の当事者として被害が拡大しないために口を紡ぐ行為は、強いパンジーでないとできなかったかもしれません。彼女らしい強い行動だったとも言えます。

今回の新キャラ追加は2人、早乙女桜(プリムラ)と赤井撫子(撫子)です。ハイテンション体育会系のハンドボール部部長と、その一年生部員です。撫子は一見すると文字通りの大和撫子ですが、何か秘密がありそうで、、、?今回の事件のために追加されたキャラ、と言ってしまうこともできますが、今後もいろいろ動きが見れそうな魅力的な追加ヒロインです。

40-41pでも”二巻でもその名前だけ登場しているので、二年越し・・・間違えた。五カ月越しの回収にちょっぴりニッコリだ”なんて、用語の伏線回収を茶化すネタがあったり、あいかわらず線遊びには余念がありません。衝撃のラスト展開中(273P)には明らかに「はい、あそこにヒント置いてきたんで繰り返し読んで探しておいてくださいね」という作者のメッセージが見て取れるところもありました。そうだよね?初見じゃ無理だよね?ちょっと自分の読解力に自信がない笑 そのほか、サンちゃんの行動など、メインの物語の裏で動いているところが今後どうつながっていくのか非常に気になります。ジョーロの必殺技、自分で派手に動いて陽動して裏で別キャラが対応している、ってある意味作者の必殺技でもありますしね。アニメ化、ジャンプ+でコミカライズも進行している俺好き、早くも次巻の展開が楽しみな一冊です。

 

 

 

 

チラシ裏のコーナー
祝!アニメ化!ほんとうに嬉しい!しかも全構成・脚本駱駝先生で書き下ろし!映像にするには工夫の要るトリックが多い作品なので、どういう見せ方になるか本当に楽しみですね。偶数巻の「アレ」もやるみたいですし、メタメタな感じになるのでしょうか。あとストーリー的にどこまで行くのか楽しみ。やっぱホース戦あたりかな。どこまで詰めた脚本になるのか、駱駝先生の手腕が問われますね。

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