漫画感想/源君物語 5巻(稲葉みのり)





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ヤングジャンプ連載中の源君物語5巻が発売しました。5巻では、4巻から引き続き花田千里(花散里)編、そして新展開の六条美也(六条御息所)編が始まります。花田編の衝撃のラストについてはみなさん是非その目で見て、体験してほしいです。あれだけの描写があってからの落差。稲葉先生のしつこいくらいの丁寧な、そして綺麗な表現が生み出す、キャラクターの悪気のないホラー感が素晴らしいです。

そして、六条美也編。
モチーフとなっている六条御息所はヤンデレで有名です。妊娠中の葵上や夕顔、紫の上や女三宮など光源氏に関わる女性の多くに憑りつき、死後も悪霊として登場する、源氏物語では数少ない長く登場し続けるキャラです。ヤンデレというキャッチ―な要素もあり、人気キャラクターです。はたして、六条美也も光海に影響を大きく与え、長く愛されるキャラクターになるのか。今後が非常に楽しみなキャラです。個人的には、源氏物語では六条御息所が一押しなので、稲葉先生によってどういうアレンジがなされるのか楽しみです!!